2児のかあちゃんの脳内会議

3歳恐竜男児と1歳むちむち娘、2児の母。職業は保育士。日々、いろんなことを感じ考えることをここに綴る。ご意見、大好物。

【保育・育児】「ごめんね」と言うことについて

3歳の息子はとても言葉が達者でおしゃべりが楽しい。

が、最近、なにかよくないことをした時に、

「ごめんね」とか「ごめんなさい」を言えば済まされると思っている節がある。

 

わたしは「ごめんなさい、しなさい」とか、「ごめんねって言おう」とか、

そういう言葉がけを基本的にしない。

 

これは仕事でも同様。

先日もツリーハウスを自分だけの場所にしたかった少年が、

そこに登ろうとしたもう一人の少年を押して落としてしまう出来事があった。

その時も「ごめんねってしよう」という展開にはしなかった。

 

幼児教育に必要なのは、

なぜそうしてしまったか」「なにがよくなかったか」「次はどうすればいいか」を

こどもと一緒に考え、感じ、お互いに理解し合うことだと思うからだ。

「ごめんね」ができることはもちろん素晴らしい。

でもそれだけではダメ。

その言葉だけでは根本的な解決と成長にはつながらない。

伝えられると人間関係を良好に築くことややりとりがスムーズになることは確かので、

いろいろと理解できてから「ごめんなさいを言うことが大切」という段階にいける

と考えている。

 

「なにがよくなかったか」「次はどうすればいいか」という話し合いは、

オトナ側の価値観が大きく反映されてしまうので、

注意深く話す必要がある。

こどもの思いに耳を傾け、こどもの考えを柔軟に受け入れられるように、

注意深く言葉を選びながら。

 

そんなふうに考えて関わっているのだが・・・

息子、「ごめんね」を言えば済むと思っている最近。

さて、どうやって関わっていくかなー